楊名時太極拳稽古要諦について
稽古要諦は楊名時先生が稽古のたびに説いた要訣集です。
沈肩垂肘
肩の力を抜き、腕の重さで肘を垂らす。
肩がゆるみ下がれば、頭は軽くなります。
腕や全身の動きも軽やかにになります。
肘が垂れていれば胴体の動きが
腕に伝わりやすくなります。
稽古要諦は楊名時先生が稽古のたびに説いた要訣集です
②心静用意
意識を集中させ、感覚を鋭敏にする
太極拳を楽しむには、頭と心をカラッポにする事が大切です。
頭と心をカラッポにすると、気持ちが落ち着いて、周囲の音が、よく聞こえてきます。
集中力が高まります。
すると自分のからだの様子も感じやすくなります。
無駄な力が入っていないか?
関節に無理が無いか?
等々、体の声も聞こえてきます。
体が緩んできます。
普段の生活でも、時にカラッポにして
落ち着く事を心がける事が大切ですね。
柔らかく、ふんわりと☺️
①気沈丹田
意識を丹田に置く事で、精神と重心は安定し、動きも軽快になる
ここで言う「丹田」とはお臍の下3センチ、指四本位のとこを言います。
ここに意識を置くことで、体も心も安定します。
怒ったり、緊張しすぎると、「気」が上がって、不安定になり、グラグラします。
「きーっ!」ってなるときほど、長く息を吐くと、落ち着きますよ。